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2022-11-08

文月悠光さんの第四詩集『パラレルワールドのようなもの』(思潮社) 発売されました!

文月悠光『パラレルワールドのようなもの』(思潮社)が発売されました。刊行記念朗読会では、意志をもつ言葉のような緩急の心地良い朗読でした。

道路沿いの3階のtwililightさんは素敵な場所で、街の音や車の行き交う音、クラクションまで街の息づかいが時折り、文月さんの詩に声に混ざり合います。オンラインはバックの音を消しノイズのない場面を切り取ります。その混ざり合いがむしろリアルを意識する事ができました。ここに、いま居るという実感。

2021年5月、文月さんの第一詩集『適切な世界の適切ならざる私』の文庫化の際に読書会を開催しました。なんだか、懐かしい気持ちで読書会イベントを思い返していました。今回の詩集と併せて、第一詩集を読み返すとまた新鮮にうつる気がします。

未来の読者にむけての詞書もいいですよ。詩だからできる事があるという想いのまま文月さんの言葉で世界が綴られています。


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